メタボリックシンドロームの症状や、メタボリックシンドロームの診断方法などを解説
脳卒中は、脳内出血、脳梗塞、くも膜下出血などを総称するものです。血管病という観点から見れば、他にも心臓病や腎硬化症などもあり、これらを加算した心臓・血管病として考えると、死亡原因としてはガンを抜いてダントツに首位です。また、ほかの先進国の現状は心臓病の割合が多いのに対して、日本では脳卒中の頻度が明らかに高いので、今でも国民病として注意が必要です。
統計学的に年齢を同じにして、心臓病の発症率の推移を比較すると、徐々にですが減少傾向にあります。食生活の欧米化、過食、運動不足などの生活習慣に基づく肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症などの動脈硬化症の危険因子が増加している一方で、医療の進歩、長寿薬の使用によって、心臓・血管病の予防効果が出てきているようです。
しかし高齢化社会の進行により、動脈硬化による血管合併症を引き起こす頻度は高まっています。脳血管障害による死亡は減少しているのですが、治療後・治療中の脳卒中有病患者数は増加傾向にあります。
つまり、死亡はまぬがれたにせよ、手足が不自由であったり、言葉が話せなくなったりと、何らかの後遺症をもちながら生きている人が増えていることを意味します。
また、脳卒中の後遺症では、必ずといってよいほど自覚症状をともないます。それらは、手足が不自由、言葉がうまく発言できない、言葉を理解できても話すことができない、体のあちこちが痛いなどで、日常生活に明らかに支障をきたします。
これが心筋梗塞の場合は、脳卒中よりも死亡率が高いものの、いったん助かれば、心臓の機能は一部失われますが自覚症状が残る場合は比較的少なく、社会復帰も可能な方が多いです。