メタボリックシンドロームの症状

メタボリックシンドロームの症状

メタボリックシンドロームを形成する肥満、耐糖能異常、血圧高値、高脂血症などが進行すると、糖尿病や高血圧になりますが、血糖値が正常の数倍、血圧が200mmHgを超えるほど高くなっていも症状をともわないのが普通です。ましてや、メタボリックシンドロームは、軽微な異常が重複しているだけなので、症状がないのが特徴です。

糖尿病や高血圧では、徐々に血糖値や血圧が高くなっていくので、体は慣れを生じてしまい、自覚症状が出ないのが特徴です。何事も徐々に変化すると、案外その変化に気づかないものです。

しかし原因が明確で、比較的短期間に血糖値や血圧が急上昇する際には、特徴的な自覚症状が出ます。血糖値の急上昇には、たいてい頭痛や吐き気などを伴い、ひどい時には意識をなくすことすらあります。高血圧の数少ない症状の中には、後頭部に感じる鈍い痛みがあります。目の奥の痛み、頭が重い、頭痛、めまい、肩こり、動悸、吐き気、手足のしびれ、ほてりなどとも表現されます。

血糖値や血圧が高くても症状が出ない人は、糖尿病や高血圧に強い人と勘違いしている人がいますが、これは真反対です。つまり症状がないという人は、平素から血糖値や血圧が高いことに体が慣れてしまっているので症状が出ないだけなのです。それだけ糖尿病や高血圧にかかっている期間が長いことを意味しているので、血管は動脈硬化をきたしていて、より重症であることを意味しています。

逆に、高血糖や高血圧にともなって自覚症状がある人は、平素の値があまり高くないので病気に慣れてない分だけ症状が出やすいのであり、それだけ早期であることを意味していて、むしろ安心できるのです。

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