メタボリックシンドロームの症状や、メタボリックシンドロームの診断方法などを解説
血糖値や血圧が高い状態が長く続けば、徐々に動脈の壁に傷ができ、血流が途絶えたり、破裂したりします。そうなると、急に目が見えなくなったり、意識をなくしたり、胸が絞られるように痛んだり、言葉を出すのが不自由になったりと、恐ろしい症状が出てくることがあります。
これらの症状は、眼底出血、脳内出血、心筋梗塞、脳梗塞などで、こうした症状が出て、はじめて病気を自覚することになります。
これらの症状を、糖尿病、高脂血症、高血圧などの心血管合併症と呼びます。つまりメタボリックシンドロームの合併症でもあります。一旦これらの大切な臓器が傷ついてしまったら、完全には元には戻らないことは明白です。もちろんリハビリテーションでほぼ元通りに改善する例も少なくありませんので、努力は大いに必要です。
そして、このようなメタボリックシンドロームにともなう合併症の発現頻度は、1日の中では早朝が最も高くなっています。それはこの時間帯に血圧が急上昇し、血液が凝固しやすくなっているからです。