血圧は低いほどよい

血圧は低いほどよい

現在、血圧やコレステロールなどの動脈硬化危険因子についてよく知られている情報は、長い年月をかけた疫学研究によって導き出されたもので、大いに信頼できます。

疫学とは、一定の地域に住む多数の人々の医学的指標を同じ時期に何年間も測定して、そのデータを解析する研究手法です。

この疫学的な研究によってわかったことは、私たちの血圧は、年をとるとともに高くなるということです。かつては年齢に90をプラスした値が上の血圧の正常上限とされ、年齢とともに血圧が高くなるのが普通と考えられていました。実際、あるときに1万人の血圧を測定すると、確かに年齢とともに血圧は上昇しています。

しかし、このように時間の経過とともに起きる変化の研究を毎年くり返して行い、過去30年前のデータを振り返ってみると、年齢とは関係なく115mmHgくらいの人が一番元気で長寿であることがわかりました。

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