メタボリックシンドロームの症状や、メタボリックシンドロームの診断方法などを解説
基礎代謝とは、心地よい状態で、人が何もしないで横になって静かにしている時に使う最小限のエネルギー消費量を意味します。年齢が若く、筋肉量が多いと基礎代謝量は多く、年を取るとともに基礎代謝量は低下します。また、運動不足ではエネルギーを消費する筋肉量が減少するので基礎代謝量は減少します。
そのために中年になっても、若いときと同じように食事の量を多く取っていれば徐々に太り、中年太りになってしまいます。
年を取るとともに確実に減るものの中に、手、足、腰の筋肉の量があります。つまり年をとっても、体重が変わらないということは、減った分の筋肉がそのまま内臓脂肪に置き換わっていることを意味し、肥満していることになります。これを隠れ肥満といいます。
手足は細く、太っていると感じさせない面立ちなのに、意外と腹囲が大きい人が隠れ肥満です。場合によっては、腹囲がメタボリックシンドロームの基準を満たさないかもしれませんが、高血圧、糖代謝異常、脂質異常などの症状がともなえば、実質的にメタボリックシンドロームです。
他方、筋肉量が増えれば、その分だけ体重が増えても問題はありません。中年あるいは老年になっても筋力トレーニングを欠かしていない人は、体重が少々多くても隠れ肥満ではありません。